再会リレー
7月12日(金)
新幹線と在来線乗り継いで、目的の町の駅に着いたのは、お昼過ぎだった。
駅では、「前の勤務地」時代に一緒にさまざまな活動をしたKさんが待ちかまえていた。
「どーも」
「ご無沙汰しています」
こうしてお会いするのは何年ぶりだろう。そのままKさんの車に乗り込んだ。
「お昼は何がいいですか?焼き肉屋がありますよ」
と、あいかわらず冗談を言う。
「お昼に焼き肉はちょっとね。麺類がいいです」
ラーメン屋に入り、冷たいラーメンを注文した。
食べながら、近況を話したり、むかしの話をしたり。
「むかしはいろいろと珍企画をたてましたね」
「覚えてますよ。ワンコイン講座」
ワンコイン講座とは、県庁所在地の繁華街の公民館を借りて、500円の参加費をいただいて市民向けの講座をするというものである。
チラシを作って宣伝したのだが、当日は市内の大きなイベントと重なったこともあり、受講者は2人くらいしかいなかった。
当初は定期的にワンコイン講座をやりましょうと計画を立てたのだが、初回にして受講者が集まらず、2回目以降はやらなくなった。
「僕らは、なぜ集客力がないんでしょうかね」と当時のことを思い出して大笑いした。
昼食後は2カ所の公共施設をまわった後、3カ所目の公共施設を訪れた。ここでKさんの車を降り、Kさんとはお別れである。
「じゃあまた」
3カ所目の公共施設では、SさんとIさんにお会いした。今年の晩秋にここで講演会を行うことになっており、そのご挨拶をかねて訪問したのである。
晩秋の講演会に向けてしばし打合せをしたら3時になった。
こんどはIさんの車に乗り込み、1時間ほどかかる県庁所在地の公共施設に向かった。この地にいた頃にずっとお世話になってきた人生の大先輩のN先生とI先生のお二人にお会いするためである。
約束の4時を5分すぎて、目的の場所に到着した。
「ご無沙汰しています」
1年ぶりの再会である。メインの目的は、来年の夏に講演をすることを依頼され、その打合せをするということだった。打合せは早々に済ませ、あとは思い出話に花を咲かせた。
2時間ほどお話をし、こんどはN先生の車で宿泊するホテルに向かう。ホテルにチェックインして、7時から歓迎会に参加した。
歓迎会といっても大規模なものではなく、総勢8名のこぢんまりとした集まりである。懐かしい人ばかりで、時間はあっという間に過ぎた。
初日から飛ばしすぎ。まだ始まってもいない。
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