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苦渋の判断

8月8日(木)

朝から車で1時間半ほどかけてかかりつけの総合病院に行く。

検査の結果、懸念材料が1つ見つかった。正確にいえば、前回の検査から懸念があり、しばらく様子を見ましょうということだったが、懸念は払拭されていなかった。

「まことに悩ましい判断ですが…」

と主治医が言う。

「薬を変えましょう」

僕は基本的に主治医のいうことを聞くことにしているので、その判断に従わざるを得ないのだが、

「でも先生、いまの薬によって抑えられているところもあるでしょう。ほかの先生からはいまの薬を続けてほしいとも言われています」

と言うと、主治医の先生は頭を抱えた。しかしとりあえず懸念材料をいまのうちに払拭する努力をすることの方を優先して、薬を変えることになった。薬を変えたところで、その薬が効果を発揮するのかどうか、実はわからないのだが、こればかりは試してみないとわからない。くよくよ考えても仕方がないので主治医の先生の判断を尊重することにした。

薬の飲み方は、「朝食後2時間」ではなく、「夕食後2時間」、すなわち就寝前に服用するという形に変わった。いよいよ薬マネージャーが必要だな。

結局15時頃までかかり、それから出勤したら夕方の17時になってしまった。退勤時間だよ!

それでもこんどは仕事上の懸念材料をひとつひとつ片づけて、気が重い案件もほんの少しだけ前進したので、お盆休み前としては上出来である。

いつになったら原稿に取りかかれるのか。

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