ゲリラ豪雨と学童
8月21日(水)
学童保育のルールとして、
「雷がゴロゴロと鳴り始めたら保護者が学童まで迎えに行く」
ということになっている。そのルールを少し前に知ったのだが、そのときは学童から電話をもらい、慌てて迎えに行くことになった。
そのときは、雷がゴロゴロ鳴り出した程度だったのだが、それよりもショックだったのは、お迎えに行って、娘が学童保育所を出た時間が、18:00を過ぎていたということだった。契約している退所時間が18時なのだが、その時間を1分でも過ぎて退所すると、追加料金を取られてしまうのだ。この日の娘の退所時間は、18時2分。つまりたった2分、退所が遅れただけで、追加料金の200円が徴収されてしまったのである。
それからというもの、雷がゴロゴロと鳴り出してからは、18時前に退所できるように自宅を出てお迎えに行くことにした。
さて、この日も夕方からゴロゴロと鳴り出したので、
(こりゃあお迎えに行かなきゃな)
と思っているうちに、あれよあれよと大雨が降ってきた。いわゆるゲリラ豪雨である。
学童保育までは通常だとゆっくり歩いて7~8分のところなのだが、これじゃあ歩けないよ!というレベルの豪雨である。
それでも、こうもり傘と、娘の長靴を持って、17時30分過ぎに自宅を出た。もちろん自分も長靴である。
滝のように落ちる雨の中をひたすら歩いて、学童保育所に着いた頃には、大きなこうもり傘を指していたにもかかわらず全身ずぶ濡れになった。長靴を履いてきて大正解である。というか、こんなときに長靴以外の短靴で歩くのはあり得ない。
学童保育所の玄関で、娘に長靴を履き替えさせた。ほかの保護者を見ると、長靴を持ってきていない人もいて、大丈夫かよ!と心配になる。
娘が「長靴か~。歩きにくいんだよね」と言うものだから、「そんなこと言ってる場合か!外を見ろ!」と叱った。
学童保育所を出て、ふだんなら7~8分で戻れるところを、今回ばかりな長く感じる。道路は川のようになり、長靴を履いているとはいえ歩くのが躊躇されるくらいの水量だった。
やっとの思いで自宅に戻り、すぐにシャワーを浴び、ずぶ濡れになった服を着替えたことはいうまでもない。
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