焼け石に水
9月20日(金)
先日の会議で、「廊下にダンボール箱を置いて廊下を狭くするのは建築法上の違法行為である。年末までになんとかしなさい」と呼びかけられ、ああ、これは俺のことを言ってるな、と思った。なぜなら、僕の仕事部屋の前の廊下は、キャビネットが置いてあり、さらにその前には本を詰めたダンボール箱が置いてあるからである。だから僕の前の廊下だけ、極端に狭くなるのである。こんなに廊下を狭くしているのはこの職場で僕くらいなもので、つまり長く違法状態が続いているというわけである。
さすがにこれはマズいな、と思い、いくつかの仕事の合間を縫って、「断捨離」をはじめることにした。しかし僕ひとりではどうにも倦怠感がまさってしまい、作業が続かなくなる。そこで、いま僕のところに出入りしている若者が、週2回ほどアルバイトで僕の仕事を手伝ってもらっているので、その若者にお願いして断捨離を行うことにした。
手始めに、キャビネットに入っているコピーの束を全部捨ててしまうことにした。若い頃からせっせと蓄積していたコピーの束なのだが、もうほとんど読むこともないだろうと、思い切って捨てることにしたのである。コピーの束を捨ててしまえば、そのキャビネットの空いたところに仕事部屋の内外に無造作に積んである本やカタログを入れることができる。
この作業が意外と大変で、なにしろ20代から溜めに溜めたコピーの束なので、すぐには片付かない。しかも「例外的に残すべきものは残す」などと考えてしまったから、捨てるべきか残すべきかの長考が僕の中で始まるのである。結局、もったいないおばけが現れて、いくつかのコピーの束は残すことになってしまった。
それでも、けっこうな時間をかけて1つのキャビネットがようやく空になり、そこに本やカタログを詰めていくことにしたのだが、もうこの時点ではすっかり疲れてしまって、その作業が飽きちゃって、続きは来週火曜日にということで途中でやめてしまった。
しかし、キャビネット1台が空になったからといって、焼け石に水である。いまも廊下にはダンボール箱が置いてあって、見た目には以前の違法状態とまったく変わらない。「本当に片づけたんですか?全然変わってませんよ」と言われそうだが、相当捨てたんだよ!
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