親バカ絵日記
9月23日(月)
1週間くらい前から小1の娘が絵日記を始めた。
絵日記は1頁に1日分の出来事を書かなければならない。さらにその1頁の中は、上半分が絵を書くスペースで、下半分が字を書くスペースである。低学年用の絵日記帳なので、比較的大きめのマス目が引いてあって、マスの数を数えると48個。つまり48文字で1日の出来事を書かなければならない。旧Twitterだって140文字が制限字数なのだが、絵日記はそれよりもはるかに少ない。その中に1日の出来事をまとめるのはなかなか至難の業である。
娘は、この制限字数の48字にピタリと収まるように書くことにこだわっているフシがある。もちろん文字数が少なくて2~3マス空白のまま終わる場合もあるが、多くは48のマス目をすべて文字で埋めている。かつて私は、期間限定で職場の公式Twitterで毎日ツイートしたことがあったが、そのとき、140字ぴったりに収まるような文章を考えていた。つまり娘のこのこだわりは、父親似かもしれない。
9月21日(土)には、3つくらい出来事があった。午前中にお墓参りに行ったこと、午後に新しいメガネができたので受け取りに行ったこと、夜にマンションの最上階から、隣の市で行われている花火大会の花火を見たこと。
さすがにこの三つの出来事を48字でまとめるのはできない。このうちのどれかエピソードを捨てなければ無理である。場合によっては1つのエピソードしか書けないかもしれない。
さあ、どんなことを書くのかなと楽しみにしていたら、その表現に舌を巻いた。
「わたしは、きょうめがねをかえました。はなびがはっきりみえてうれしかったです。きれいでした。」
制限字数48文字の中に、二つのエピソードが盛り込まれている。しかも「めがねをかえた」→「はなびがはっきりみえた」というふうに、2つのエピソードをさりげなくつないでいるではないか。
絵の方を見ると、上の方にはカラフルで大きな花火、そして下の方にはそれを見ている娘自身が描かれていて、新しいメガネをかけていることがさりげなく強調されている。
「メガネを変えたおかげで、花火がはっきり見えてきれいだった」と、1日の出来事を因果関係として整理して短くまとめているのは、すごいことではないだろうかと感動を覚えた。もちろん親バカであることは認めますよ。
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コメント
9月24日(晴れ)
きむ・ぐぁんそくのせいちじゅんれいにいったのに、こめんとらんにきょひされた。かなしかった😢
投稿: 🐢✊🎸 | 2024年10月 2日 (水) 15時46分