今日もズボンはずり落ちませんでした
10月24日(木)
用務2日目。
心配していたベルトなしズボンもずり落ちることもなく、そして体調の急激な変化によるアクシデントに見舞われることもなく、2日目の用務も無事に終了した。
ただ、ホテルに戻ってから鏡で自分の顔を見ると、決して血色がいいとは言えない。健康的な日焼けというのとも違う。顔が土気色になっていた。
数年前にくらべたら、ずいぶんと顔が小さくなった。
以前はどこが首かわからないくらい、顔の輪郭がぼんやりとしていたのだが、最近は顔の輪郭が少しはっきりしてきた。以前とくらべると明らかに食が細くなっている。そして食事にも異様に時間がかかる。
用務の昼休み、同じ世代の同僚と同じお弁当を食べても、明らかに食べるスピードが違う。あんまりスピードが遅いと迷惑をかけることになるから、必死になって食べる。
むかしから僕は食べるのが遅かった。保育園のとき、いつもいちばん最後に弁当を食べ終えた。弁当を食べ終わった園児から園庭で遊べるのだが、僕はいちばん遅いので、いつも最後に園庭に出たのだった。
そのことを思い出した。
ホテルに戻ったら大量のメールが届いていて、必死に返事を打ち返した。とくに面倒なのは、懸案の会合についてのメールである。僕はいわば仲介役の立場なのだが、どうやら自分で主体的に動かないと手続きがまわらないと思い、会合に参加する人たちに直接連絡をとり、少しずつ手続きを進めていく。
僕は自分で事務処理能力のある人間とはとても思えないが、それでも少しだけ学んだことがある。
それは、ひとりの人にいくつかの用件がある場合でも、小出しにせずに一つのメールにまとめて送る方が効率的ではないかということである。もちろん、時と場合によるが。
逆に交渉した相手から、懸念材料を示された場合は、その懸念を払拭するために、できる限り順を追って丁寧な説明を心がけるということである。そのメールがまた新たな懸念材料を生むようなことになると、二度手間になる。しかし丁寧に説明すれば、たいていの場合、メールのやりとりが1回で済むことを何度か経験している。
もちろんこんなことはだれでもやっていることで、さほど珍しいことではないだろう。
自分もそんなふうにできているか、自信がない。
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