お泊まり会・3回目の2日目
1月12日(日)
朝ご飯を食べたあと、車で30分ほどかかる公園に向かう。うちの娘が日ごろから気に入っている公園で、遊具が充実していて、凧揚げができる広場もある。
凧揚げはうちの娘とHちゃんが興じていたが、Hちゃんの妹のAちゃんはまだ小さいので、シャボン玉遊びに興じていた。
心配したのは、凧揚げの主導権をどちらが握るかについて揉めるのではないか、ということである。
わがまま放題のHちゃんは自分が凧を揚げたいものだから、タコ糸を離そうとしない。しかしうちの娘も凧揚げをしたい。どうしてもHちゃんのほうが押しが強いので、娘にとっては少しストレスがたまる。それでも大きなトラブルもなく凧揚げ遊びは終わった。
問題は遊具遊びである。どっちが先にブランコに乗るかの主導権争いとか、3人のうちの2人しか乗れないシーソーに誰が乗るかという主導権争いなど、3人いると、つねに主導権争いが絶えない。そのたびにうちの娘は泣くのである。
しかし押しの強いわがまま放題なHちゃんは「オレがオレが」のメンタリティーで、まったく意に介さない。むしろ妹のAちゃんのほうがわきまえている。
僕だったら絶交したくなるような友だちなのだが、それでもうちの娘はHちゃんと遊ぶことが楽しいらしい。
あっという間にお昼になった。
昼食はマクドナルドに入ったのだが、ここにも子どもが遊べるスペースがあって、注文した品が来るまで、3人は自由奔放に遊んでいた。ま、それは全然かまわないのだが、遊びのスペースから戻ってきた娘やHちゃんは信じられないくらい大汗をかいている。
「暑い暑い」と言っているが、おい、今日は寒波がきているんだぞ!「子どもは風の子」とはよくいったものだ。
マクドナルドでの滞在時間は長く、昨日よりかねて危惧していた13時30分から開始の同業者集会の時間がきてしまい、仕方がないのでスマホでZoomに入ることにした。
同業者集会の様子を車の中で聴きながら自宅に戻り、午後は妻が徒歩で別の公園に連れていって、夕方の5時に戻ってきた。これですべての日程が終了し、Hちゃんと妹のAちゃんの保護者に無事に引き渡した。先方の保護者はひどく気を使って餃子とドーナツをいただいた。「どうぞおかまいなく」と言ったのだが、どうしてももっていってくださいというので、受けとることにした。
結果的には餃子に救われた。妻も僕も疲れすぎて夕食を作る気力もなく、餃子が夕食の主食となった。先方の保護者も、ご自身の娘たちに手を焼いていることを日ごろから実感していたのだろうかと妄想した。
たびたび泣いていたうちの娘に「お泊まり会は楽しかった?」と聞いたら、笑顔で「楽しかった」と答えていたので、結果オーライなのだろう。
先方の保護者からLINEが送られてきた。
「寒い中、公園×2とマックにも連れて行っていただき、大満足の2日間だったようです。しかもまだ小さいAまで連れて行っていただき、心の広さに感激しました。
私たちも約8年ぶりにだいぶゆっくりした時間をいただいてしまってありがとうございました」
妻も僕もこういうことは苦手なのだが、苦手なりにも試行錯誤しながらアテンドすれば、それなりに感謝してもらえるらしい。
そういえば韓国に1年ほど留学していたとき、日本から次々とやってくるお客さんを二人で試行錯誤しながらアテンドしたことを思い出した。あのときの体験が生きているのかもしれない。
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