明らかに体調が悪い顔
2月7日(金)
2時間の会議のために出勤する。
まるで酔っ払っているようなふらふらした足取りである。
会議室につくなり、
「あんた、体調悪そうやな」
とほぼみんなから言われた。たぶん髪もボサボサだし、顔色も土気色だからであろう。
ハイブリッドで参加すればいいじゃん、と言われるかもしれないが、この会議は事情があって対面参加しなければいけない。
2時間の予定とは言われているけど、早めに終わるんじゃない?と軽く考えていたら、さにあらず、びっちりと2時間かかってしまった。
終わって部屋に戻ろうとすると、別の部局の職員に声をかけられた。ご相談があります、と。
僕はこの部局の管理職をやらされているのだが、数あるアクシデントをなんとかまるくおさめて、1年間なんとかつとめあげた。年末の2カ月間は入院やらインフルエンザやらで迷惑をかけてしまったけどね。
相談事が終わった後、自然な流れで雑談になる。1年間、僕を助けてくれたいわば同志なのだが、担当事務2人のうちのひとりとは、仕事の話以外、雑談をしたことがない。それでも、こちらの体調のこととか、入院のことといった雑談を聞いてくれた。病気のことは自分から他人にすることなどないのだが、1年間迷惑をかけたという罪滅ぼしもあって、人にあまり言わないことを告白したのである。
それともうひとつ、「結婚式のスピーチと会議は短い方がよい」という持論を開陳した。これはもともと作家の清水義範さんの「結婚式のスピーチと女性のスカートは」というエッセイがあり、それをパクっただけなのだが、いまのご時世「女性のスカート」のことは絶対に言えないので、それを捩って「会議」に差し替えたのである。
そういえば前の職場で、僕が司会をしなければならない小さな会議があった。そのとき短く終わったのだが、あとで同僚が「8分!」と教えてくれた。いまでもあの最短記録は破られていないだろうか。
いまだったら、「8分で終わる会議ならメール審議で済ませろよ」と批判されそうだが、会議たるもの、短くしようとすればこれだけ短くすることができるのだぞいうことを同僚たちに体験してほしかったのだ、というのは後付けの理屈である。会議の内容がどんなものだったのかは覚えていない。
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