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外歩き訓練

11月26日(水)

相変わらず同室の隣の患者(ガハハおじさん)が「絶好調!」だ。最近はリハビリスタッフさんに、

「体調は…絶好調ですね」

と機先を制せられる始末。

あのねえ、病院で体調を聞かれて「絶好調です!」と答えるのは、まったく答えになってないの。絶好調なら入院している意味がないでしょう?

もうひとつ気づいたことがあった。

ガハハおじさんは誰に対しても感謝の心を忘れず、

「ありがとうございま~す」

と、例の語尾伸ばしをするのだが、若い女性のスタッフには、

「ありがとう~」

と、「ございます」をつけないのである。そこに気づいた瞬間、

「こいつとは絶対に一緒に仕事したくないな」

と思った。

僕はといえば、誰に対してもぶっきらぼうで無愛想に答えるので、愛想のないやつだと思われているに違いない。

そんなことはともかくですよ!

今週は特別なイベントが目白押しである。

昨日は調理訓練だったが、今日は病院の外に出て、外歩き訓練を行った。

病院の建物の周りをぐるりと1周するコースで、距離にして650mである。

650mだったら普通は何分で歩けますか?

ゆっくり歩いて10分くらいだろうか?

でも僕は1時間かけて歩いたのだ!しかも杖を突いて。

健常者にはどうってことない道でも、ちょっとした段差があったり、途中に砂利道があったり、僕にとってはなかなかの冒険だった。

目標は「転ばないこと」。ゆっくり慎重に歩いたおかげで、転ばずに1周を歩き抜くことができた。

しかし一方で、いまの自分はこんなに歩けないものかと、絶望的な気持ちになった。

もともと完全な回復は望むべくもなかったが、それにしても退院の時期がそろそろ射程に入ってきたこの時期に至っても、この程度しか歩けないのである。復職できるのか自信がなくなってきた。

仕事に戻れる自分がいまだに想像つかない。

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