野心家たちの競演
さすがにもう何も書くことがない。
いまのもっぱらの関心事は、「日の丸弁当を食べることは国旗損壊罪に当たるのか」ということである。もし国旗損壊罪に当たるのであれば、日の丸弁当は「梅干しどまんなか弁当」と名称を変えるか、あるいは白米のど真ん中に梅干しを乗せることを法律で禁止するかの、どちらかである。誰か国会で質問してくんねえかなあ。
という屁理屈はさておきですよ。
僕が大学生のころ、テレビ朝日で「プレステージ」という深夜の生放送番組をやっていた。月曜~木曜のたしか深夜1時からの番組で、明け方まで放送していた。司会者は曜日ごとに違っていて、いまから思えば、いずれも上昇志向の強い野心家たちが司会をしていた。
最近そのことを思い出して、運命とはまことに不思議なものである、と感慨に浸った。
何曜日か忘れてしまったが、ある曜日の司会者は、作家・飯干晃一の娘の飯星景子さん、それに蓮舫さん、高市早苗さんの3人だった。
僕はその番組をよく観ていたが、番組を仕切るのはおもに飯星さんで、ほかの2人は茶々を入れる役割だったと記憶する。
蓮舫さんと高市さんは、のちに政治家になったことはご承知の通りである。
しかも、蓮舫さんは野党政治家、高市さんは与党政治家、というふうに別々の道を歩むことになったのである。
そしてこのたび、高市さんは総理大臣にまで登りつめた。
いま、蓮舫さんと高市さんは激しく対立している。お互い譲らない野心家。2人は、あの番組のことについていまはどう思っているのだろう。なかったことにされているのだろうか。
ちなみに、僕も大学生の頃、この番組に出演したことがある。もっとも、飯星さんや蓮舫さんや高市さんが司会の曜日ではない。別の曜日である。その思い出話は以前に書いた。
僕はこの番組に出演したことがきっかけで、「野心なんかくそ食らえ!」と思うようになった。
人間の運命とは、じつに不思議なものである。
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